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 トップページ > 遺跡調査部のご紹介(リレー・ブログ) > #057 The land, the flower (2015.12.11)

 
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#057 The land, the flower めぐみのもり

 あっという間にもう師走。

 街にはイルミネーションが輝き、ヒイラギやモミの木の緑が、クリスマスの雰囲気をかもし出してくれる。

 と同時に、年賀状という文字が躍り、浮かんで来るのは南天、葉牡丹、松竹梅・・・。冬である。

 春の桜にはじまり、柳の緑、夏の向日葵、秋を感じさせる金木犀のほのかな香りと、何気なく目に入って来る木々や植物たち。ほっとする瞬間である。

 四季を通じて美しいこの福島。切り花や枝ものの産地として有名な事を、ご存じだろうか。

 いわきのトルコキキョウ、昭和村のカスミ草。喜多方のユーカリ、猪苗代のカラー。塙町のダリアに、市内各地で作られる小菊。また、桃、桜、椿、灯台躑躅、夏ハゼなどの枝ものたち。

 そして、これからの季節にかかせない南天や葉牡丹。

 と、いつもお世話になっている花屋さんのオーナーとかわす産地の話。

 こんなに身近にあったとは・・・。

 部屋に飾る切り花も、何やら急に身近で愛らしく感じる。

 その中で、今一番好きな猪苗代産のカラー。

 磐梯高原の寒暖差が、生産にとても合っているらしい。

 カラーの原産地は南アフリカ。サトイモ科の植物で、水芭蕉もその仲間。

 名前の由来は、ギリシャ語で「美しい」を意味する「calla」や、花びらに見える白い大きな仏炎苞という部分が、修道女の襟(カラー)やワイシャツの襟に似ている事にちなんで。という説も。

 花言葉は、「乙女のしとやかさ」「素敵な美しさ」「清純」

 もらって嬉しい花の上位にランクする花でもあり、凛としたその姿は、ブライダルブーケとしても愛されている。

 色の種類も豊富で、見ていて楽しくなる。曲がる枝の曲線も美しく、見ていて飽きる事がない。

 そんなカラーには、素敵な名前がたくさん付いている。

 このピカソ。最初は白と紫のツートンカラーなのだが、日にちが経つにつれ、白い部分がだんだん緑色に変化していく。とても不思議。

 毎日水切りをすると2、3週間は楽しめる、暑い時期にはうれしい花でもある。

FROM:猪苗代
NAME:ピカソ

FROM:猪苗代
進化するピカソ

 ほかに、光沢のある紫色が大人っぽいホットチョコレート。            

 果物のマンゴーに近い秋色オディオン。

 この猪苗代産カラーの時期は、10月初旬頃まで。今は新潟産が旬。

 楽しませてもらってありがとう!という気持ちでいっぱいなのである。

FROM:猪苗代
NAME:ホットチョコレート

FROM:猪苗代
NAME:オディオン

 そして、花見山でおなじみの市内渡利地区。

 ダリアと言えば塙町が有名だが、ここで生産されるダリアも品質が素晴らしく、とても有名なのだそうだ。

 名前も負けてはいない!華やかで鮮やかな大輪の熱唱(ねっしょう)。

 燃えるような赤。思わずため息が・・・。

 こちらも旬のダリア前線は南へ。

 黒蝶(こくちょう)は四国産。これまた優雅で妖艶である。

FROM:福島市渡利
NAME:熱唱

FROM:四国
NAME:黒蝶

 また枝ものも盛んで、花見山が有名になる前から、路地栽培や山取りの枝木がたくさん生産されている。

 スッと伸びる枝が美しい珊瑚水木(さんごみずき)。

 主に赤が主流なのだが、この地区で作られる、オーナーも大好きな白珊瑚や白玉つばきがある。

 この白、年に2、3回しか出回らないらしい。それゆえ品質にこだわる。

 見ていると、こちらも背筋がピンとなる感じ。

 生産者の方々の情熱が、その木々、花々を通して静かに伝わってくるようだ。

FROM:福島市渡利
NAME:白珊瑚水木

FROM:福島市渡利
NAME:白玉つばき

 春に咲く桃や桜の枝ものも、室で覆われ、丁寧に育てられ、次の年の開花を待つ。その時の1番美しい瞬間を待って。

 

 こうして話をしていると、県内にはまだまだ沢山の産地がある事がわかって、何だか嬉しく、ちょっと誇らしくもなる。

 県内外を問わず、遠い海外からやって来る美しい花たちの道のりに想いをはせながら・・・。

 足をはこぶ日々である。

   ☆      ☆       ☆       ☆      ☆     ☆

 最後に、いつも素敵なお花とお話を聞かせてくれるこのお店と、そのビルのご紹介を少し。

☆Total Plants bloom オーナー芳賀敏泰さん
 県庁前の大通りを北へ。ニューヤブウチビル2階
 音楽堂の舞台装飾やブライダルなど、超多忙な日々を送る心優しきカリスマオーナー。
 花を送るひと、受け取るひと。それぞれをイメージして作られる花束やアレンジ、リースは、みんなを
笑顔にし感動させる。 さあ、その階段を上がって上がって・・・。そこは・・・。

 お隣さん
☆Little Bird 店主DJ MARCY
 輸入レコード・CDのセレクトショップ
 国内にとどまらず、国外にも幅広い人脈を持ち、何処へでも飛んで行く福島びとマーシーさん。
 CLOSEの看板がかかるそのドアの隙間からも、音楽が聞こえてくるよう!
 こんな感じ♪と伝えただけで、その雰囲気、その気持ちを察して選んでくれるセンスあふれる音楽は、
 最高!の一言につきるのだ!

 そして1階は、
☆OPTICAL YABUUCHI 店主 薮内義久さん
 創業は明治8年。オールウッド、オールハンドメイドの木のメガネ「COYA(荒野=コウヤ)」を作り出す若き五代目店主。パーツを選び、世界に1つしかない自分だけのメガネを作る。
 私のもとにも、2年の歳月をかけてたどり着いた大切な宝物。メガネにまつわる話を聞きながら、メガネをかけまくり、メガネ選びは楽しい!と思わせてくれた場所である。

 静かに暖かい光が灯るビル。よくここを通るという方も多いのでは?

 もの、ひと、はな、おんがく。ぜひに・・・。

   ☆      ☆       ☆       ☆      ☆     ☆

   冬の夜におススメの2曲

   大橋トリオ「starman(カバー)」&デヴィド・ボウイ「starman」

 うわー艶やかな花がたくさん。

 ・・でも僕のお気に入りは、最初に紹介のあったカラーかな。うん、色がつかない真っ白なやつ。ほら、こんなの。

 

 ね、ね、きれいでしょ、名前のカラーは“修道女の襟”からですが、花言葉の「清浄」は“純白のウェディング・ドレスの裾”のような花姿であることから。

 エチオピアでは、この花を『国花』にしているのだそうですよ。ま、もともと原産地がアフリカなんですけれども。

 ついでに、カラーが誕生花になっているのは6月27日、7月28日(黄)と10月31日。この日が誕生日になっている女性は、きっと「乙女のしとやかさ」があって「清浄」な人。えへ♪

  ←(男も同じ花言葉なんだけど!) 

 ということで、次回は原稿が遅れ気味のE藤君。うん、多分間に合う。間に合うんじゃないかな・・・ま、ちょと覚悟はしておけ(爆) (管理人:葉羽)


        
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