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 トップページ > 遺跡調査部のご紹介(リレー・ブログ) > #034 スノーモービルについて (2015.4.15)

 
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#034 スノーモービルについて NR

 スノーモービルに乗り始めてかれこれ7年になります。

 15年以上前に作られたヤマハの一人乗りモデルを、知人を介して譲ってもらい、桧原湖の氷上わかさぎ釣りに大活躍しています。

 スノーモービルは、極地での交通手段や冬場のレジャーなどに使われる雪上を走る乗り物です。国内では道路上を走ることはできませんが、免許がなくても運転することができます。
 
 現在、日本ではヤマハ発動機、ski-doo(カナダ)、ポラリス(米国)、アクティキャット(米国)の4メーカーのものが販売されています。その構造は、前方に2本のスキーがあり、エンジンを動力源とする後方のキャタピラが駆動されて前に進む構造となっています。

ヤマハの古いスノーモービル


 エンジンは、昔のものでは250cc~500cc位の1~2気筒の2サイクルエンジン、最近のものでは、600~1000cc位の2~3気筒の2サイクルエンジンと4サイクルエンジンが主流となっています。
 
 最近のものは、バイクで言うと大型クラスの排気量となります。2サイクルエンジンには、軽自動車やコンパクトカーよりも大きな、100馬力を超える出力のものもあり、雪上での最高速度は時速150kmオーバー、ものによっては時速200kmを超えるものまであります。

 昔のものは2サイクルエンジンばかりでしたが、最近は環境性能や燃費についても関心が持たれるようになり、徐々に4サイクルエンジンも増えてきました。

 日本のヤマハで製造しているモデルでは全て4サイクルエンジンとなっています。

 1回転に1回爆発する2サイクルの方が2回転に1回爆発する4サイクルよりも絶対的なパワー面で優れていますが、オイルを燃やすため排気が汚くなり、駆動部も汚れるなど、環境面やメンテナンス性に難があるのも確かです。

 キャタピラは、その長さが135インチ(約343cm)~160インチ(約406cm)位までのものが主流です。幅は15インチ(約38cm)~24インチ(約61cm)までのものがあります。

 長さは長いほど直進安定性が増し、短いほど旋回性が増す特性があります。また、幅は広いほど雪上浮力が増しますが、抵抗も大きくなる特性があります。

 これらエンジンとキャタピラの特性と座席やサスペンションの形状を組み合わせて、使用方法にあったモデルが作られています。

 モデルには、1山を登るモデル(マウンテンモデル)、2スピードを競うモデル(レースモデル)、3長距離走行を楽しむモデル(ツーリングモデル)、4荷物や人の運搬、ゲレンデパトロールなどに使う実用モデル(ユーティリティモデル)などがあります。

桧原湖上のテント群とモービル

  福島県内でも冬期間にスノーモービルが走れる場所があります。

 スノーモービル専用ゲレンデもありますが、一番多く走っているのは、裏磐梯の桧原湖氷上になります。

 周辺には出動場所となる施設が点在しており、シーズンになるとあちこちらスノーモービルが持ち込まれて、湖上はとても賑やかになります。

 桧原湖でスノーモービルを走らせている人には、ツーリングを楽しむ人と、氷上わかさぎ釣りの移動手段で用いる人がいます。

 現地で見た限りでは、釣りでそれを利用する人の方が多いと思われます。

桧原湖上のテント

 桧原湖の氷は、水がきれいに凍った真氷ではなく、その上に積もった雪がシャーベット状になりながら徐々に凍って作られます。

 また、湖面に雪が多く降った場合など、その重みでゆるく凍った氷の上に水が上がり、雪が完全にシャーベット状となる場合があります。ここをスノーモービルで走ると、キャタピラが沈み込み、エンジンをふかしてもそれが空転してどんどん下に沈み込み止まってしまういわゆる「スタック」した状態になってしまいます。

 こうなると、それを掘り出して再度走り出すまで一苦労することになります。比較的軽いモービルならなんとか掘り起こして脱出可能ですが、重いモービルだと大変難儀することになります。私も今まで幾度となくスタックした経験があります。

 脱出するには、キャタピラ下の足場を固め、乗車せずにスロットルを徐々に開けて、動き出してからすばやくシートに乗らなくてはなりません。

 今シーズンまで乗っているモービルはさすがに古くなってきたので、来シーズンに新型車を購入することにしました。

 平らな氷上をのんびり釣りのポイントまで走らせるのが目的ですので、高価なマウンテンモデルやレースモデルは必要ありません。一番安価な600cc4サイクルエンジンのユーティリティモデルを購入することにしました。(それでも価格は、国産コンパクトカー並みです)

 1年中毎日乗る乗り物ではないため、大事に扱えば、自動車よりはるかに長い寿命があり、20年以上十分に乗れる乗り物です。

 50台も半ばに差し掛かった今、スノーモービルの寿命が尽きる頃が、丁度健康でいられる寿命の限界と同じ頃だと思っています。
 
 新しい終のモービルに乗って、来シーズンからまた冬のレジャーを楽しもうと思います。

 

 なにぃ? これ一台で小型車が買えちゃうって!? ・・贅沢な趣味ですね~

 で、「免許がなくても運転できる」というところが素晴らしい。つまり、僕でもすぐに滑走できるってことですね。←(「すぐに」は無理だろ)

 それにしても、時速200キロを超えるものもあるって・・僕にとっては(いや、大抵の人にとって)人跡未踏の世界。

 すぐに乗れて、すぐに200キロ出して、すぐに・・止まれんのか!?(ガクガクブルブル)(管理人:葉羽)


        
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