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#032 ※閲覧注意※ 虫の写真 S.T.

 3年ほど前の夏、自宅の庭でカナヘビを見つけた。なんとなく写真を撮ってみたら、それが楽しくなり、庭で生き物を探しては写真を撮るようになった。

 

 アマガエルもよく見かけるので、何度も写真を撮ったが、ある日その中に、他とは少し異なるアマガエルがいることに気がついた。オスとメスの違いかと思いつつネットで調べてみると、それはアマガエルではなく、シュレーゲルアオガエルというカエルであった。

 子供のころ見ていた図鑑に、そんな名前のカエルが載っていたのは記憶にあったが、なんとなく外国のカエルかと思っていた。それが、こんな身近にいるカエルであったとは。目からウロコであった。

 その後、庭だけでは物足りなくなり、近くの公園へも足を伸ばすようになった。虫ぐらいなら、その辺にいくらでもいると思っていたが、いざ探してみると、なかなか見つけられないものだ。

 それでも、地道に探していると、見たことがない生き物に出会うこともある。ナナフシという昆虫も、自分にとっては図鑑などでしか見たことがない生き物であった。

 ナナフシモドキというナナフシを初めて見たときは感動した。木の枝そっくりの色・形で体長は10センチほどあり、その大きさにも驚いた。

 もともと生き物に詳しいわけではないので、そういった感動を、身近な場所で手軽に味わえるのが良い。

《写真01》

ナナフシモドキの幼虫。
名前に「モドキ」が付いているが、
ナナフシ目ナナフシ科である。
顔をアップで見ると、まるで怪物のようだ。

 生き物を発見したら、いよいよ撮影だが、これが難しい。野生の生き物は、人が近づけば当然逃げたり隠れたりするので、なかなか近づけない。

 草や木の葉にとまっているものは、ちょっと風が吹いただけでゆらゆらと揺れ、ピントを合わせるのが難しくなるし、ブレたりもする。

 さらに、撮影に慣れてくると、より大きく写したいという欲が出てくる。等倍以上の倍率で撮影しようとすると、極端に被写界深度が狭くなるし手ブレも大きくなるので、とにかくピントが合わない。

 撮った写真の大半はピンボケである。それだけに、きれいに撮れると嬉しいものだ。小さな生き物の写真を、パソコンの画面で拡大して眺めていると、まるで別世界の生き物のように思えてくる。

 また、昆虫の形のバリエーションの豊富さには、ただ驚くばかりである。

 撮影した生き物の名前をネットで調べたり、調べた名前で画像検索し、ほかの人が撮影した写真と見比べてみたりするのも面白い。

 (S.T. 2015.3.17)

《写真02》

ヒグラシ。カメラを近づけると、
少しずつ木の裏側へ回り込もうとするので、
撮りにくかった。


《写真03》

ハエのなかま。ハエやガガンボの中には、
複眼が虹色に輝くものもいる。


《写真04》

ムモンホソアシナガバチ。
恐る恐る近づいて撮影した。


《写真05》

ササキリの幼虫。とても小さいが、
触角が長いので見つけやすい。
横顔がクレヨンしんちゃんみたいだ。


《写真06》

ノミバッタ。国内最小のバッタ。
体長4~6ミリだが、
なかなかカッコいい姿をしている。
名前から想像がつくと思うが、
一度ジャンプすると大抵見失う。


《写真07》

アシグロツユムシ。
真正面からカメラを向けると、
なぜかカメラに近づいてくることがある。


《写真08》

オツネントンボ。
「オツネン」とは「越年」のことで、
成虫のまま越冬するらしい。
同じトンボでも、
赤トンボなどとは違った顔つきだ。


《写真09》

グンバイムシのなかま。
不思議な形をしている。
背景の格子は網戸のアミである。


《写真10》

ワラジムシのなかま。
意外にいかつい顔をしている。


《写真11》

ヒトリコゲチャハエトリ。
小さくて、一見、乾燥した
泥の粒のように見える。
ハエトリグモは、つぶらな眼が特徴的だ。

 


 虫の顔もアップで見ると、アシナガバチのように人相(虫相?)のよくないのがいたり、クレヨンしんちゃんモドキがいたり、バリエーションの豊富さに驚くばかり。

 それにしても、写真09のグンバインムシのキャタピラーのような翅(はねでいいのかな?)の模様には魅せられました。(うん、うっとり)

 地球という神秘の世界を垣間見る想いでございます。

 次回の本年度最終回は、県教委に一年間出向が決まったお二人がダブルで登場予定!(管理人:葉羽)


        
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