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#027 こけしのはなし ぐいず

 みなさんのお家にはこけしがありますか?

 私の実家には、むかし父が旅の土産に買ったこけしがあります。色が褪せ、木が日に焼けて黒ずみ、年月の経過を感じるようなこけしです。

 そのこけしは、私が小学生の頃からありましたが、目をとめることも、手に取って眺めることもありませんでした。

 そんな私がこけしを「好き」と思うようになったきっかけは、毎年白石市で行われている、全日本こけしコンクールに足を運んだことにはじまります。

 そこで、さまざまな種類のこけしに出会って、私がその日まで持っていたこけしに対する少し古くさいイメージは飛んでいきました。並んでいたこけしは、どれも色鮮やかでポップで、凛として美しく、また愛らしく、何ともいえない表情をしていました。

 こけしの主な産地は東北6県(特に温泉地)で、11系統にも分かれること。系統によって形や胴模様がことなって、さまざまな種類があること…。知れば知るほどにその奥深さに惹かれていきました。

写真1:福島のこけし

(産地左から:中ノ沢・土湯・鯖湖)

 それからどんどんこけしの魅力に引き込まれ、福島市アンナガーデン内にある西田記念館や土湯こけし祭り、こけし工人さんのトークショーなど色々なイベントに足を運ぶようになりました。

 そして今では、こけし好きの友達と年に一度、こけしの産地を旅することが恒例となりました。

 実際に産地を訪れて、こけしが生まれた風土を知ることは、ひと味もふた味も違うような気持ちがします。持ち帰ったこけしの中に、その産地の空気がぎゅぎゅっと詰まっているような気がするのです。

 また工人さんの工房へお邪魔して、直接こけし作りのおはなしを聞くことができた時は、さらに思い出深く残ります。

写真2:いろいろな系統のこけし

 私のこけしの多くは本棚にあります。面白いことにその日の気分によって目に入ってくるこけしは違って、まあるい形と柔らかい表情は常に私を和ませてくれます。

 特に疲れている時にこけしを眺めると、心がほっこりするものです。

 ひとりでも多くの方に、素朴で可愛らしいこけしの魅力が伝われば嬉しいです。

 今年はどこへ旅するか、どんなこけしに出会えるか、楽しみは尽きません。

 (ぐいず 2015.1.30)


 こけしの顔って現代風な造形とは一味違い、生まれたままに育ったような、すごく素朴でいい表情。

 最初に描いた人は、おそらく自分のすぐ身近にいた子供をモデルにしたんでしょうから、昔の日本の子供たちってこういう顔をしていたのでしょうかね?

 次回は新婚さんのMさんが登場。乞うご期待!!(管理人:葉羽)


        
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