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 トップページ > 遺跡調査部のご紹介(リレー・ブログ) > #017 二岐温泉 (2014.10.7)

 
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#017 二岐温泉  sabako

 私のオフの楽しみの一つに温泉巡りがあります。

 今年のゴールデンウィークは、福島市在住の私が普段足を延ばすことができない温泉にいってみようと思い立ち、天栄村の二岐温泉にいってきました。

 国道118号を須賀川市から下郷町方面に向けて車を走らせると、左手に羽鳥湖が見えてきます。さらに10分程行くと案内板があり、そこを左折して約10分、ようやく「大丸あすなろ荘」に到着しました。平安時代、河底に湧く源泉を発見したのが起源とされる歴史ある温泉で、ブナの原生林に囲まれた秘湯の宿です。

 ここの目玉は、本館から渓流に向かって下りた場所にある古い湯小屋をもつ岩風呂です。源泉自体が湯船になっている足元自噴泉で、温泉マニアの間ではよく知られた名湯です。

写真1 大丸あすなろ荘のパンフレット

 午前8時までが女性専用の入浴時間で、それ以後は混浴になると湯小屋の入口に標示してありました。この日、到着したのが午前11時頃だったため、安心して(?)中に入ると先客が1人いました。 仙台市在住の年配の男性Aさんで、連休を利用して奥会津方面の温泉巡りをしてきたということでした。

 岩を刳り抜いた湯船の底は多少でこぼこしていて、岩の割れ目から時々気泡が浮いて、新鮮なお湯が自噴しているのがわかります。

 Aさんと温泉談義に花を咲かせていると、湯小屋の入口の扉がパタッと開く音がして、脱衣所の方から若いカップルの話声がかすかに聞こえてきました。今は混浴の時間帯です。しかも男2人が先に入っているのがわかれば、彼女の方は入ってこないだろうと思っていたのですが…、5分程すると浴室の扉がキーッと静かに開き、(えっ!!)何と2人で浴室に入ってきました。彼女は彼氏に説得されたのでしょうか、意を決して入ってきた様子で、浴室内には一瞬、緊迫感が漂いました。

 彼氏の方は、早速湯船に入り、私たちの気を彼女から逸らそうと、一生懸命に話しかけてきます。しかし、彼女の方はバスタオルをはずして湯船に入る勇気がなかなか出てこないらしく、湯船の縁に座って、つまらなそうにしていました。

写真2 新野地温泉(福島市)の噴気 

【本文とは関係ありません】

 気の毒になった私とAさんは、「我々はもう十分に温まったから、若い2人の邪魔にならないようにそろそろ出ますか…」ということになり、お暇することにしました。

 脱衣所で服を着てから、湯小屋を出るため入口の扉に手を延ばすと、外からその扉が開き、男の宿泊客が2人連れで入ってきました。彼らは雑談をしながら素早く浴衣を脱ぎ、浴室に入ろうと扉を開けた瞬間、意表をつかれて、一瞬たじろいでいる様子でした。

 湯小屋を出た後、本館に向かう階段をAさんと一緒に登っていったのですが、岩風呂に向かって下りていく別の男性客数人とすれ違いました。この時、私の頭の中には「あのカップルは、岩風呂を出たところで別れてしまうかもしれないなあ…」などなど、様々な妄想が自噴してきました。

 この日は、お湯が熱かったせいか(いや、それだけではない気もするが…)、のぼせ気味になったため、少し休憩してから福島に戻りました。

  

    次回リレー・ブログはM・Mさんが執筆。間もなく掲載予定!(管理人:葉羽)

        
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