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 トップページ > 遺跡調査部のご紹介(リレー・ブログ) > #100 紙の宝石 (2017.5.16)

 
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#100 紙の宝石 烏有センセイ

 いくつか収集癖があるのだけれども、なかでも紙モノに目がなく、色々なものを集めている。

 映画・美術展のチラシ、箱、包装紙、ポストカード、etc.切手もその一部で、収集歴としてはこれが最も長い。

 きっかけは、小学校低学年時、定期購読していた学習雑誌で切手を紹介するページがあり、海外の風景や人物、動植物などさまざまな図柄が小さな枠の中におさまっている世界をみて、幼ごころに芽生えていた「ときめき」スイッチがぽちっと入ったのが最初だったと思う。

写真①
(これがたしか)その雑誌の応募者全員
プレゼントで初めて手にした海外切手。

 小学生のころは、もっぱら使用済み切手を集めては満足していた。

 自分で稼ぐようになってからは趣味にそこそこお金もかけられるようになり、コレクションも少しずつ増え、たまに眺めてはにんまりしている。

写真②
海外のちょっと昔の切手。
日本では見られないような
デザインが魅力。

 

写真③
日本の60~70’sの切手。
昔の切手はレトロさや、
色使いに味がある。


 

写真④
1964年東京オリンピックの
小型切手シート。
タイトルの時代を感じさせる
フォントがまたいい。

 最近の切手は印刷技術がすばらしくなりすぎて、昔のような素朴さはなくなってしまっただが、デザインの幅は広くなったと思う。

 欲しい新着切手はシートで購入するので、続けざまに好みの切手が発行されるとお財布にキビシイ面も…。(ちなみに2017年6月1日から普通はがきの料金が52円→62円に値上がりするのはご存知でしたか?)

 また、切手に惹かれるポイントに「目打ち」はかかせない。

 「目打ち」とはシートから切り離しやすいように切手の周囲にぷちぷちとあけられた小穴で、これがあるのとないのとではまったく印象も変わってくる。


写真⑤
複十字シール※  切手ではないが、切手ほどの大きさで、デザインも可愛らしいものばかりだ。

 ※公益財団法人結核予防会が寄付のために作っているシール。
  1952年以来、毎年新しいデザインのシールが作られている。(シールといっても、切手と同じく
   裏糊が付いている)

写真⑥
こちらは蔵書票(木版刷)。
やはり小紙片という手頃さが
集めたくなる。

 蔵書票とは「自分が所蔵する本である」ということを示すために本の見返しに貼る紙で、エクスリブリス(Ex libris:「○○の蔵書より」を意味するラテン語)とも呼ばれる。

 調べてみると、15世紀中頃にヨーロッパで始まったとされているとある。

 各種版画技法で制作され、美しい小美術品としてコレクターもいることから「紙の宝石」ともいわれている。

写真⑦
消しゴム版で作られた蔵書票。
(すべて同じ作家さんのもの)


写真⑧
なんとこんな本があるのだ!
『武井武雄切手型書票集』


 武井武雄が切手と蔵書票を合体させちゃったもの。

 どちらもすきな人にはたまらないものではなかろうか。

写真⑨
収められている50作品のうちの4点。

 


 切手・蔵書票と紹介してきたが、この趣味はこの先もずっとつづいていくだろうと思う一方、かなりたまった未使用の切手の数にときどきいかんせんとなるのも事実だ(苦笑)。


 紙の宝石(ペーパー・ジュエリー)なんて素敵な響きだろう。

 子供の頃のほんの少しの好奇心が一生涯の趣味に昇華するってこと、ありますよね。だから、子供たちにはいろんな経験をさせて可能性の芽を広げてあげることが大切だと思います。

 弱点は(と、何故かウエマツ・テイスト)・・本人のコレクションが他人には(時として家族には)それほど大切なものと理解されないこと。

「ねぇケイコ、この引き出しにしまってあった本の腰巻、どこにやった?」

「ああ、いっぱい溜めてあったゴミね。ワタシが始末してあげたわよ。感謝して♪」(笑)

「ええ~!!!」

(…いかん!第100本目の記念ブログなのに、小噺で終わっちゃった!) (管理人:葉羽)


        
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