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 トップページ > 遺跡調査部のご紹介(リレー・ブログ) > #005 猫とわたし(2014.5.26)

 
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#005 猫とわたし 佐藤悦夫

 あれは今から約30年前、私がまだ学生時代で、東京で一人暮らしをしていた頃であった。

 深夜のアルバイトの帰り道、コンビニに立ち寄ると、脇道から「ニャァ~」、「ニャァ~」とか細い声で鳴きながら、1匹の子猫が近づいてきた。

 やけに人懐っこい。人に飼われていたに違いない。「何てひどい人なんだ」と、私は飼い主の身勝手さに憤りを感じたが、私自身も見て見ぬふりをしてこの場から離れようとしている自分がいることにも気づいた。

 結局わたしは、コンビニで私が食べる弁当と、キャットフードを買うと、すばやく猫を拾い上げ、バッグに詰め込むと、一目散に自分のアパートめがけて、原付バイクのアクセルをふかした。

 翌日やっぱりアパートでは猫を飼えないので、猫にいっぱいキャットフードとミルクを与えた後、朝学校に向かう途中、道端に猫を降ろすと、「ごめん」と謝り、振り向くことなく、その場から離れた。

 しかしその晩アルバイトからいつもの道を帰ると、猫を捨てた場所にその猫がこちらを見てじっとしているのに気づいた。

 私はバイクを乗り捨て、猫に駆け寄り、「ごめんね、ごめんね」と謝り、抱きかかえ、アパートに連れ帰った。

 それから母に頼み込んで、常磐線のスーパーひたちに乗せて小高町(現南相馬市小高区)の実家に引き取ってもらった。

 猫は「ブー」と命名されて、その後子供や孫にも恵まれ、おいしいものもたくさん食べて、約20年近く生き、最後は母に抱かれながら息を引きとったということだ。本当に幸福な猫だったと思う。

 そんなことからか私は無類の猫好きになり、日常生活や旅先でもよく猫の写真を撮るようになった。退職後は「世界猫の歩き」で有名な岩合光昭さんのような猫写真家になりたいと思っている。

 ここで2枚ほど猫写真を紹介したい。

    

桧原湖のテント群

「みんないっしょ

(石巻市田代島)

 この島は人の数より猫の数が多いので、猫の島とよばれている島です。猫たちは基本的には野良猫です。

 この日はとても寒い日でしたので、猫たちはみんな身を寄せ合って寒さをしのいでいました。

   石巻市田代島(2012年11月23日)

    

桧原湖のテント群

「ぼくがモデル

(那須町のあるカフェ)

 ぼくの名前は茶々丸と言うんだ。

 このカツプは猫の絵が描かれているが、この絵のモデルはぼくなんだよ。

 どうだい、ぼくってすごいだろう。

   那須町のあるカフェ(2012年11月23日)


(追伸)リレーのバトンは、「K」の付く方にお願いします。

        
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