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【及川 良彦さん】 専門文化財主査

 公益財団法人東京都スポーツ文化事業団東京都埋蔵文化財センターより復興支援のために公益財団法人福島県文化振興財団へ1年間の出向を命ぜられ、2017年4月より遺跡調査部に配属されました。及川良彦(およがわよしひこ)と申します。

 遺跡調査部での出向業務は3年ぶりの再登板となります。前回は復興基盤整備事業関連として、南相馬市の天化沢A遺跡の調査及び整理作業を担当しました。復旧・復興事業等に伴う埋蔵文化財の発掘調査業務の技術指導に従事し、復興支援に協力させていただきました。

 今回は、調査課4班に加えていただき、前任の山田和史さんからの引継ぎで、楢葉町大谷上ノ原遺跡を担当することになりました。常磐自動車道ならはスマートインターチェンジに係る埋蔵文化財調査となります。大谷上ノ原遺跡は昨年度で5次にわたる調査をへてきました。最初の調査は1999年に行われ、以後本線部分やパーキングエリアなどを調査し、旧石器時代から縄文時代そして古代という長い期間人々が生活を営んだ遺跡であることが判明しています。竪穴住居跡からなる古代の集落跡や縄文時代前期の集落跡などが検出されています。中でも最も注目されるのは旧石器時代の成果で、今から3万年前に遡る石器群に混じり、非常に珍しい刃部磨製石斧が出土し注目されています。

 今年度は約9,300㎡を12月まで調査し、冬場の1~3月は整理作業の予定となっています。9世紀代の平安時代の人々のどのような生活を明らかにできるか、縄文時代前期初頭の村の風景の一端を垣間見たり、3万年前の狩人達のふるまいにアプローチできそうです。今から楽しみにしています。また、今回も発掘を手伝っていただける地元浜通り(はまどおり)の方々との交流にも期待しています。どんな人達に出会えるでしょうか。

 一方、出向元の東京都埋蔵文化財センターの業務は府中市武蔵台遺跡の担当でしたが、報告書作成のための整理作業を中座し抜けることになりました。職員や整理作業を手伝ってくれているスタッフの皆さんには大変申し訳ないタイミングとなってしまいました。ご容赦下さい。

 前回同様、私の一週間は、週末は福島市内のレオパレス生活、週中のうち昼は楢葉町での発掘調査、夜は近隣地での宿泊というパターンを繰り返すことになります。アパートから遺跡調査部へは自転車通勤となり、東京での往復3時間もの電車通勤から解放されました。既に50歳代の半ばを過ぎて、多少体力の衰えはありますが、健康第一で福島ライフを楽しみたいと思います。皆様どうかよろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。

(2017.4.18掲載)

        
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